御所町紀行

霜月祭という、ぞくぞくするような言葉で古い町を活性化しようというイベントが
奈良県御所市で
開催されるということで出かける予定であったが、
テーマに国防への士気という問題が含まれていたので
たかじんの「ここまで言って委員会」を最後まで見た後、自転車で出かけたので
ずいぶん時間を費やし、到着したのは5時前で片づけ始めていた。
途中、カラオケ屋さんで古碑ーを飲んで、道を確認し、駅前の
食堂でカレーうどん定食というものを食す。
赤字自治体として有名なのだが、アザレアホールという豪華な会館があり、
隣接した川沿いの広場は美しく整備されている。
この周辺、昔の繁栄ぶりの面影を垣間見せていた。

途中、解放令から5万日を記念して11月11日に橿原神宮養正殿でシンポが開催されるという
張り紙を発見した。ちょうどよい機会なので参加してみよう。

すでに9月3日に以下のような集会が開催されている。(共同配信と推定される)
奈良で差別考える集会 「解放令」から5万日
 身分や職業による区別の撤廃を定めた明治初期の「解放令」発布から5万日となる3日、部落差別の実態と解消を考える集会が奈良県橿原市で開かれた。

 主催した部落解放同盟奈良県連の川口正志委員長は「当時、われわれの先輩たちはとても喜んだはず。しかしそれを快く思わなかった人たちの嫌がらせからか、『解放令の発布は5万日の日延べになった』という話が流布した」とあいさつ。

 続いて辻本正教書記長が奈良県を発祥の地とする全国水平社など部落差別解消に向けた運動の歴史を紹介。「インターネット上の差別的な書き込みや、調査会社による身元調査など部落差別はなくなっていない」と訴えた。

 解放令は1871年に発布されたが、反対する農民の一揆が頻発した。

(9月3日19時18分)
水平社博物館では以下の展示。
http://www1.mahoroba.ne.jp/~suihei/sui04.html