開館60周年記念貴重書展 記念講演会


開館60周年記念貴重書展 記念講演会(関西)
http://www.ndl.go.jp/jp/service/event/60th_exbit_kansai.html

奈良県文化会館のHPが熱い!
もっと早く知るべきであった。
奈良県映画祭22日から。
http://www4.kcn.ne.jp/~narabun/k-homepage/jisyujigyou.htm#映画祭
映画美術監督 西岡善信氏来る!!
〜 第5回「奈良名作映画祭」3日目に講演 
演題「盟友 岡本喜八監督、市川 崑 監督を偲ぶ」〜
 
 来る11月24日の第5回「奈良名作映画祭」3日目において、奈良県出身で日本を代表する美術監督 西岡善信氏をお迎えし、講演会を開催します。
 西岡氏は、映画全盛期、テレビ発展期より数々の映画やテレビ作品の美術を担当され、市川雷蔵勝新太郎など名だたるスターとともに多くの作品を生み出され、国内はもとより、エミー賞など海外でも数々の受賞歴を誇り、美術監督として国内外で高い評価を得られています。また現在も、今年1月から放送された「鞍馬天狗」(野村萬斎主演、NHK木曜時代劇)など、精力的に腕を奮っておられます。
 戦後日本映画の黄金期を支え、名だたる監督作品の美術を手がけられた西岡氏の講演を是非お楽しみ下さい。
 なお、この講演に先立って、当館「エントランスホール」において、西岡氏所有のセットデザイン原画をはじめ、岡本喜八監督、市川崑監督の関連資料など、貴重な資料を展示します。映像づくりに打ち込んだ西岡氏の軌跡をたどります。


(1) 講演の概要(講演会への入場には映画祭チケットが必要となります。)
     日 時:11月24日(月・振休)13:30〜14:10(40分程度)
          奈良名作映画祭3日目 ロビーコンサート終了後
     演 題:「盟友 岡本喜八監督、市川 崑 監督を偲ぶ」
     講 師:西岡 善信 氏

(2) 奈良名作映画祭関連企画展示(無料)
   『映画美術監督 西岡善信 〜「木枯し紋次郎」から「どら平太」まで〜』
     日 時:平成20年11月12日(水)から23日(日・祝)まで
          午前9時〜午後6時まで (ただし17日(月)は休館)
     場 所:奈良県文化会館 1階 エントランスホール
     内 容:1961年大映作品の「新源氏物語
          (光源氏市川雷蔵藤壺・桐壺:寿美花代)のセットデザイン原画、
         岡本喜八監督、市川崑監督の関連資料、NHKの古代史ドラマ
         スペシャル「大化改新」セット解説パネルなどの貴重な資料を展示。
   ※11月24日(月・振休)は国際ホールロビー内に展示
    (ロビー内への入場には映画祭チケットが必要となります。)


西岡 善信(にしおか よしのぶ)氏プロフィール  明日香村出身の、日本を代表する美術監督。1922年生。法政大学在学中 学徒出陣。
 1948年大映京都撮影所入社。カンヌ映画祭グランプリの衣笠貞之助監督『地獄門』、市川崑監督『炎上』、伊藤大輔監督『弁天小僧』など、 多くの巨匠たちの美術を手がけ、日本映画の黄金期を支えた。大映解散後、映像京都株式会社を設立。
 市川崑監督『股旅』『どら平太』、勅使河原宏監督 『利休』、篠田正浩監督『梟の城』、大島渚監督『御法度』、山田洋次監督『たそがれ清兵衛』など、悪条件の下に時代劇の伝統を守り、新しい表現の地平を切り開く工夫を重ねながら、日本映画の第一線で幅広い活躍を続けている。美術監督を務めた作品は百数十本に上る。国内外の映画賞を多数受賞している。
 現在、映像京都代表取締役、松竹京都映画専務取締役。紫綬褒章、勲四等旭日章受賞。明日香村名誉村民。


西岡善信氏               映画「どら平太」撮影現場にて市川崑監督と  



【第5回「奈良名作映画祭」について】

 奈良では映画文化の草創期から、歴史文化遺産や豊かな自然を生かし多くの映画が作られてきました。この地で映画・映像文化の継承、普及を図り、優れた映画の鑑賞機会を提供するため、本年も第5回目となる奈良名作映画祭を開催します。
 なお、昨年に引き続き1日目を橿原文化会館で、2、3日目を奈良県文化会館で開催することとしています。
 今年の一押し企画としては、本県明日香村出身で日本を代表する映画美術監督 西岡善信氏の講演と同氏より提供いただいたセット原画等を企画展示します。
 

<映画祭日程等>
   11月22日(土) 10時30分開演 於:橿原文化会館 大ホール
     映 画 「夢千代日記
        ロビーコンサート (ピープルパイパー)
     映 画 「連合艦隊
        ロビーコンサート (ピープルパイパー)
     映 画 「ALWAYS 続・三丁目の夕日

   11月23日(日・祝)12時開演 於:奈良県文化会館 国際ホール
     映 画 「ドレスデン、運命の日
        奈良名作映画祭シネマトーク
          廣田 稔(弁護士、「北辰斜にさすところ」製作者)
          浅野 潜(映画評論家) 
     映 画 「北辰斜(ほくしんななめ)にさすところ」
     映 画 「櫻の園

   11月24日(月・振休)10時30分開演 於:奈良県文化会館 国際ホール
     映 画 「阿修羅のごとく
        ロビーコンサート(天理シティーオーケストラ)
          講 演 「盟友 岡本喜八監督、市川崑監督を偲ぶ」
               西岡善信(映画美術監督
     映 画 「大誘拐 RAINBOW KIDS
     映 画 「学校」

<入 場 料>
    1日券 (日付指定・入替なし・1日通用) 前売:1,000円/当日:1,300円
    2日券 (期間中任意の2日間通用)   1,700円

<問い合わせ>
    奈良県文化情報センター 電話 0742−22−0200
    奈良県橿原文化会館   電話 0744−23−2771

<プログラム及び上映映画について>
    ○今回、奈良にゆかりの映画として、
       (1)「連合艦隊」ロケ地:東大寺奈良市水門町
       (2)「阿修羅のごとく」ロケ地:生駒山上遊園地
       (3)「大誘拐 RAINBOW KIDS」ロケ地:五條市十津川村
       (4)「学校」ロケ地:若草山
   ○11月23日(日・祝)のプログラムは、奈良シネマクラブの方々による企画。
      また、文化会館2階「情報コーナー」において、同クラブの企画展示を開催いたします。




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