みやっぴぃにであった日

少なくとも県下に蔓延、跋扈跳梁している「○○○くん」よりはかわいい。
なによりも「とってつけた」ような感じがない点に
これを考えた町民の町への愛着が感じられる。
http://mainichi.jp/area/nara/news/20100318ddlk29040558000c.html
三宅町:町のマスコットに愛称、「みやっぴぃ」で決まり! /奈良
 ◇三宅小3年・石飛さん作
 三宅町が募集していた公式マスコットキャラクターの愛称が「みやっぴぃ」に決まった。1〜2月に募集し、町内外から162件の応募があった。審査の結果、親しみやすさがあり、町の名前が含まれていることなどから、町立三宅小3年の石飛和美さん(9)の作品が選ばれた。

 同町は県内の市町村で最も面積が小さく、みやっぴぃは赤ちゃんをイメージして作られている。今後、各地のイベントに参加し、町をアピールする
(これは3月18日の記事、3月4日に発表されているのだがhttp://www.town.miyake.nara.jp/155/449/2005/002309.html
【関連記事】
奈良在住のデザイナーさんも
そういえば三宅町の公式マスコットキャラクター公募していたのどうなったかなと調べてみると今日の日付でネット新聞に「みやっぴぃ」に決まったってありました来るかな?みやっぴぃ。 9歳の女の子がつくったらしい。。。。。すごい才能
とコメント。
http://napnap3333.narasaku.jp/
ヒップホップダンスも踊るのだそうだ。
http://www.youtube.com/watch?v=6xQBMozk5bc&feature=related
歌もあるよ。(屯倉歴史遺産を守る会制作)
後ろの白いものは尻尾ではなくて翼であると後姿で判明。


県の障害福祉課のHPに
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-5540.htm
以下のような文章がありました。


平成20年7月



あさざの花
 三宅町の花は「あさざ」です。小さくて、1cmくらいです。あさざは万葉集にも出てくる花で、その昔三宅は湿地帯で、一面にあさざが咲き誇っていたそうです。それが、近代になり、絶滅してしまいました。ひまわりの家の先代の理事長が、奈良県農業試験場にあった、あさざを一株ゆずり受けて、田原本農業高校(現磯城野高校)の裏庭の泉水を借り、少しずつ、少しずつ増やしたあさざを 三宅町の家々一軒、一軒に配って回ったそうです。今では、三宅町のあちらこちらであさざの花を見ることができます。
 あさざの花が咲くのを見るたび、麦わら帽子をかぶり、自転車に乗ってひまわりの家にこられ、にこにこと僕達を見守ってくださっていた、故中上理事長の笑顔を、想い出します

「うち日さす 三宅の原ゆ 直土(ひたつち)に 足踏み貫(ぬ)き 夏草を 腰になづみ 如何(いか)なるや 人の子ゆゑそ 通はすも吾子(あご) 諾(うべ)な諾(うべ)な 母は知らじ 蜷(みな)の腸(わた) か黒き髪に 真木綿(まゆふ)以(も)ち あざさ結(ゆ)ひ垂れ 大和の 黄楊の小櫛を 抑え插(さ)す 刺細(さすたへ)の子 それそわが妻(巻十三−3295) 

<母>日が輝く宮から 背丈以上に生長した夏草をかきわけかきわけ、三宅の原をはだしで通い続ける息子よ、そんなにまでして通い続けるのはいったいどのような娘のため? 
<息子>お母さんは知らないでしょう。彼女はね、蜷貝の腸のように真っ黒な髪に、美しい木綿であざさ(黄色い小さな花)を結び垂らし、大和の黄楊の小櫛を押さえ挿している、それはそれはかわいい娘なのですよ

という万葉歌にちなんだもの。
(率直な恋愛表現にピッタリな万葉歌として岡本三千代さんという甲南女子校で犬養氏に直接教わった万葉歌を独自にアレンジして歌う女性(小池百合子さんの同窓)らによる訳
 木綿は絹綿で紙の元祖と推定。)