瀬戸内国際芸術祭、本日は直島に。
前日に船で渡る時間がなかったため、宇野経由
未踏の宝伝港から犬島に渡ろうと直通バスがこの期間運行しているという岡山で途中下車の予定であったが、火曜日は犬島イベントは休みであるという。というわけで当初予定していた通り、宇野までの切符を手渡してフェリー乗り場に。今回は2日間乗り放題パスを制止するこえびにつかまることもなく購入して高速艇で直島の本村港へ。

 姫路から播州赤穂に向かう車両の中二人連れのアラブ系男性。きらびやかないろとりどりの石で飾られたイスラム帽子を被り、上質の衣類に身を包んだひときわ目を惹くダビデ王のような風貌の主人と、通常のアラブ系装束の随行らしき人はドバイと記されたビニール袋を持っている。
相生で乗り換えると、北欧系の中高年ご夫婦。夫人は元来の白い髪、青い目にその色彩だけでスーツをコーディネート。靴は濃紺。ご主人も紺と生成りのスラックス姿。上質のおそろいの群青色の旅行鞄を持っている。

 本村港の波打ち際にある民家で宮浦港で乗り捨て自由という自転車を借りる。乗り捨て回収代200円プラスで700円。
ゆっくりと人の歩く方向を追っていくと途中、アラビア語でイエメン・モカコーヒーの店の案内が目に止まる。三宅さんという家。元教師で郷土史研究家の祖父・勝太郎さんが没してから空家になっていた築100年の実家で瀬戸内国際芸術祭を機に帰省して米国留学中に出会ったイエメン人の夫の里が本場であるモカコーヒーを通じて島を訪れる人をおもてなし。
 磨かれた唐木の座卓二つがあり、客が来る毎に向い合って座るのだが、なぜか自然に会話が進む。昼食前であったことからはちみつジュースをいただく。
 最初の対面者は姫工大で建築を専攻したという鳥取県の銀行員。
D南寺プロジェクトの整理券、午後4時だという。6碁会所・椿、須田悦広作品。木製の竹に椿の花。幕末明治の森川杜園のようである。






昼食後、晴れて本格コーヒーを戴きに裁縫した折はイエメンに旅行したことがあるというご夫妻。東京からお嬢さんと一緒に来訪している建築家の女性には奈良で開催中のNAP(奈良アートプロム)の熱いマップをお見せした。