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「花岡童話を愛でる集い」 平成22年10月23日(土)
奈良県立図書情報館では、奈良県が生んだ不世出の童話作家花岡大学の童話をより多くの人々に知って、味わっていただくイベント、「花岡童話を愛でる集い」を開催します。
元アナウンサー郄橋成男さんをはじめとする「花岡童話を朗読する会」のみなさんによる朗読です。「かがやくカラス」、「紙風船」ほか9作品が朗読されます。今年は、大学の出身地、吉野郡大淀町の小中学生による朗読や奈良市立一条高校外国語学科の生徒による英語朗読など多彩なプログラムが用意されています。
なお、会場では、大学の直筆原稿や著書、代表作「義眼」、「百羽のツル」「ぎゅうにゅう駅」「おうむの王さま」「ぼうしいっぱいのさくらんぼ」などをテーマとした絵画を展示します。
また、大学の四男 大詩(だいし)さんが「父の想い出」を語ります。

主催
花岡童話を愛でる集い実行委員会
共催
奈良県立図書情報館
日時
平成22年10月23日(土)13:30〜16:00(開場13:00)
会場
1階交流ホール
参加
申込み不要、無料(当日、直接会場にお出で下さい。)
[花岡大学略歴(1909〜1988)]
1909年奈良県吉野郡大淀町佐名伝の浄迎寺の次男として生まれる。龍谷大学史学科を卒業。在学中から創作活動を続け、卒業後は郷里で教職に就きながら作家を志し、1938年には岡本良雄らと同人誌「新童話集団」を発刊して創作活動に取り組んだ。
第2次世界大戦後、次々に作品を発表し、1960年に短編集「かたすみの満月」で小川未明文学賞奨励賞、翌1961年に「ゆうやけ学校」で小学館文学賞を受賞。仏教経典に題材を求めた仏教説話を数多く創作した。