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http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/6_gyomu/jissen/h22gyo_jissen_h22_04_tanabe.htm■ 日 時 平成22年10月27日(水)〜29日(金)
■ 会 場 秋津野ガルテン (和歌山県田辺市上秋津4558-8)
■ アクセス JR紀伊田辺駅からバスで15分 上秋津バス停下車徒歩5分
※龍神バス時刻表はこちら
和歌山県田辺市(人口81,938人:平成22年4月1日現在)は、紀伊半島の南西側、和歌山県の南部に位置し、平成17年5月に1市2町2村が合併して誕生した紀南地方の自然豊かなまちです。神秘的で奥深い森林・渓谷、景観のよい海岸などの豊かな自然とそこから生み出される海川山の幸、特に梅・みかんは市を代表する特産物です。また、世界遺産に登録された熊野古道・熊野本宮大社に代表される歴史や文化、日本三美人の湯で知られる「龍神温泉」や日本最古の湯といわれる「湯の峰温泉」等豊富な地域資源、観光資源を生かし、「自然と歴史を生かした新地方都市 田辺市」を目指しています。
田辺市のホームページはこちらから
主任講師
和歌山大学 観光学部 教授 藤田 武弘 氏
1962年生まれ。大阪府立大学大学院農学研究科博士後期課程修了(農学博士)。大阪府立大学農学部助手・講師を経て、2007年から和歌山大学観光学部教授(現在,副学部長)。また、中国上海市農業科学院・北京農学院の客員教授も務める。
フードシステム論や地域農業論を専門分野とし、和歌山県グリーンツーリズム推進委員会座長や、近畿都市農村交流活性化塾理事等を兼務する。
主な著書に、「地場流通と卸売市場」農林統計協会2000年、「食と農の経済学」ミネルヴァ書房2004年、「都市と農村」日本経済評論社(近刊)などがある。
開催のねらい
近年、わが国では「限界集落」という言葉に象徴されるように、高齢化の進行はもちろんのこと、集落の自治や農地・水資源等の維持管理、農業・林業の担い手育成等、共同体としての機能を急速に失いつつある農山村も少なくありません。
こうした中、食の安全性への不安や低迷する食料自給率などの問題を通して、食の土台をなす農の営みや農山村での暮らしの価値を見直そうとする機運が高まり、都市と農山村との新たな交流・連携を推進する動きが拡がっています。
今回は、地域内外の人々が連携し、農業や地域特有の文化などの資源を活用して、ソーシャルビジネスとしての事業性を確保しながら地域づくりを進める田辺市上秋津地区の事例を参考に、都市農村交流を通した地域づくりの可能性について考えていきます。
カリキュラム
●●● 平成22年10月27日(水) ●●●
14:00 開講式・オリエンテーション
14:15 Lecture1
「都市農村交流を通じた“ふるさと再生”の可能性」
〜日本型グリーン・ツーリズムからの提言〜
(総論・問題提起) 主任講師 藤田 武弘氏
15:15 Lecture2
「地域資源を生かした新地方都市づくり」
特別講師:田辺市企画広報課 課長 松川 靖弘氏
16:05 Lecture3
「秋津野未来への挑戦」
〜秋津野地域づくりの系譜〜
特別講師:農業法人 ?秋津野
代表取締役副社長 玉井 常貴氏
17:15 Lecture4
「秋津野型グリーン・ツーリズムとソーシャルビジネス」
〜きてら、秋津野ガルテン・・・〜
特別講師:農業法人 ?秋津野 代表取締役専務 木村 則夫氏
●●● 平成22年10月28日(木) ●●●
9:00 Lecture5
「「農」と地域の過去・現在・未来」
〜今後への戦略と人づくり〜
特別講師:秋津野地域づくり学校 校長 原 和男氏
10:40 Field Work
(現場視察、質疑応答)
16:00 Group Work1
(視察結果の取りまとめ)
主任講師 藤田 武弘氏
●●● 平成22年10月29日(金) ●●●
9:00 Group Work2
(発表、講評)
[講評] 主任講師 藤田 武弘氏
11:25 Lecture6
(総 括)
主任講師 藤田 武弘氏
11:55 閉講式