11月3日(水) 9:58〜10:53
放送局:
ABCテレビ ほとけ様とご宝物〜正倉院展2010〜◇現在開催中の第62回正倉院展。最大の話題は、聖武天皇ゆかりの螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)。表はラクダに乗り絃をつま弾くペルシャ人、裏は貝やべっこうを使った唐草模様で装飾され、天平文化を代表する工芸品として知られている。1948(昭和23)年にこの琵琶を演奏したレコードがあった。後に復元し、デジタル化に成功した。今回、その音をテレビで初めて公開するほか、最近中国で見つかった五絃琵琶と四絃琵琶との合奏団の古代壁画をコンピューターグラフィックス(CG)で再現する。また、重要文化財に指定されている奈良国立博物館本館の歴史をひもとく。

☆見事な中国語と韓国語の通訳により王権誕生の時代の東アジア世界を紹介した。

東アジア王墓フォーラム
http://www.kashikoken.jp/event/koukaikouenkai/2010/第29回公開講演会プログラム.htm

第29回橿原考古学研究所公開講演会

〜『東アジア王墓フォーラム』開催のお知らせ〜

当研究所では、2ヶ年わたって行われた桜井茶臼山古墳の再発掘調査が完了し大きな成果をあげてきました。そこで今年度の公開講演会では、桜井茶臼山古墳の成果を広く一般に公開するとともに、中国と韓国から研究者をお呼びし、最近の三〜四世紀の中国、韓国の王墓の調査研究成果も合わせて紹介し、比較検討してみたいと思います。

とくに魏の曹操高陵の発見についての報告は、本邦初のご披露となります。ふるって御参集下さいますようご案内申し上げます。

日 時:2010年11月3日(水・祝日/文化の日)  9:30開場 10:00開演

会 場:奈良県橿原文化会館 大ホール

(近鉄橿原線大和八木駅」下車 北東へ徒歩3分)

テーマ:『東アジアの王墓と桜井茶臼山古墳

主 催:奈良県橿原考古学研究所・(財)由良大和古代文化研究協会

問い合わせ先:橿原考古学研究所/TEL:0744-24-1101?

ホームページアドレス:http://www.kashikoken.jp

☆入場先着 1280名【入場無料・資料無料配布】

プログラム

10:00〜10:10  開会挨拶 菅谷文則【橿原考古学研究所所長】

山田良三【(財)由良大和古代文化研究協会副理事長】

10:10〜11:10  講 演 ? 「桜井茶臼山古墳の調査成果と意義」

豊岡卓之【奈良県教育委員会文化財保存課調整員・橿原考古学研究所研究員】

11:10〜12:30  講 演 ? 「伽耶における三・四世紀の墳丘墓と王墓」

李 恩碩【伽耶文化財研究所学芸研究室長】

12:30〜13:30         〈昼食休憩〉

13:30〜13:50 平成22年度文化財保護功労者感謝状贈呈式 奈良県教育委員会

13:50〜15:10  講 演 ? 「曹操高陵の発見と中国の墳丘墓・王墓形成」

王 巍【中国社会科学院考古研究所所長】

15:10〜15:20 〈休  憩〉

15:20〜16:40  フォーラム (コーディネーター:菅谷文則【橿原考古学研究所所長】)

16:40      閉会挨拶

司  会  寺沢 薫【橿原考古学研究所総務企画部長】