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2011年3月5日〜6日

第27回条里制・古代都市研究会大会が、「古代官衙・寺院・道と風土記」をテーマとして奈良文化財研究所平城宮跡資料館講堂においておこなわれた。
1日目は、小笠原好彦氏により「平城京遷都と泉津」と題した講演がおこなわれた後、大阪府の難波大道、奈良県の薩摩遺跡、群馬県の上野国新田郡衙に関する最新の調査成果が報告された。
2日目は、門井直哉氏「出雲国の烽・剗と交通路」、山路直充氏「交通から読む『常陸国風土記』」、坂江渉氏「『播磨国風土記』からみた地域間交通と道」の3本の研究報告とそれにかかわる活発な討論がおこなわれた。

（山本 崇）