迎賓館によしず?!

置県再設置100年を記念して建設され、瓦葺き大屋根と庭園景観や借景を取り入れた庭を一望できるゴールデン・ウィンドーを備えた別名ビッグルーフ。
月14日、大和まなほかの奈良県産の野菜の機能性研究の成果発表があって出向いたところ、異様に館内が暗いと思ってよくみると
このゴールデンウインドーによしずがかかっていた。館の説明によると朝の光線による室内温度上昇を防ぐための節電対策であるという。


夕方、西日の時間になっても、庭を望む東側のパノラマはよしずに隠されたままであった。
1300年祭に合わせて鳴り物入りで開店した「天平青柳」が4月10日に突然撤退した後、4月29日にセレブ度を増して開店した「奈良迎賓館」は白いスクリーンが内側からかかっていたが、この迎賓館も両サイドには庶民感覚の「よしず」に挟まれた格好。
奈良公園の4月11日から29日がいかなる季節であるか。
この時期に飲食施設を欠いた会館。
セレブ志向の宴会目的の中で本来のおもてなし、迎賓感覚も失っているらしい。