大飛鳥展



観仏三昧的生活さんのブログがよくまとまっているので引用。
http://kanbutuzanmai.blog66.fc2.com/blog-entry-491.html
奈良県立万葉文化館
・開館10周年記念特別展 大飛鳥展
(10月1日〜11月13日)
「 同館の10周年記念の展覧会で、飛鳥時代の仏像や文化財を多数集めるとともに、明日香村内の仏像・仏画を集める。
主な出陳資料を列記すれば、
堺市観音菩薩立像、
藤井斉成会有鄰館の貞観13年(639)銘仏坐像、
白鶴美の金堂五尊板仏、
向原寺の観音菩薩立像(かつて盗難被害を受け、昨年発見されたもので、頭部のみ飛鳥時代)、
法隆寺の夢違観音、金堂木造天蓋天人像、日光月光像(六観音のうち)、正眼寺の誕生釈迦仏像、野中寺の弥勒菩薩半跏像、新出資料である川原寺十二神将像(平安前期)、橘寺日羅立像、聖徳太子絵伝、長安寺薬師堂の薬師如来坐像と四天王(平安後期)、岡寺仏涅槃像、仁王像等々。「飛鳥」をキーワードにした大仏教美術展で、壮観。明日香村内の仏教美術を集約して見る機会としても、とても貴重。再訪したい。図録あり(148ページ、2000円)。」
序ー異文化への憧憬、第1章ー飛鳥時代の美術 第2章ー平城遷都後の飛鳥時代の美術の三部構成。

10月5日掲載のN新聞によればhttp://www.nara-np.co.jp/20111005100129.html「県立万葉文化館の開館10周年を記念する特別展「大飛鳥展」が、明日香村飛鳥の同館で開かれている。仏像や工芸品を通じて飛鳥の文化を振り返る。11月13日まで。

 国宝4件を含む66件を展示。異文化への情景▽飛鳥時代の美術▽平城遷都後の飛鳥の美術―の各コーナーで構成する。

 法隆寺の夢違観音立像(国宝)=飛鳥時代=は高さ約87センチの銅製で、造形美に優れた白鳳彫刻として知られる。悪夢を良い夢に変えるとされる。

 岡寺から木造仏涅槃(ねはん)像(重要文化財)=鎌倉時代=が出展されるほか、南大門の金剛力士立像=江戸時代=も初めて寺外で公開される。

 同館は平成13年9月にオープンし、万葉集の魅力を全国に発信してきた。仏像などをまとめて展示するのは初めて。

 8日午後2時から、奈良国立博物館名誉館員の鈴木喜博さんが「飛鳥および明日香の仏像」をテーマに講演する。

 開館時間は午前10時から午後5時半。会期中無休。観覧料は一般千円、高校・大学生500円、小・中学生300円。問い合わせは同館、電話0744(54)1850。」


奈良県橿原考古学研究所附属博物館
・特別展 仏教伝来
(10月1日〜11月20日
 仏教伝来とその受容、展開の諸相を考古資料(特に軒丸瓦)を中心に展観。大和文華館の「庚□」銘金堂釈迦如来坐像のほか、セン仏(川原寺裏山遺跡出土、夏見廃寺出土、海会寺出土、加守廃寺出土、石光寺出土、小山廃寺)や塑像片、三重県・鳥居古墳出土の押出仏など。展示の最後に「現代と仏教」という章を設け、東大寺の活動をもって現代仏教を語る。その試みは尊いが、古代から現代へといきなり接続するのは唐突で、中世・近世・近代を通じて現代にいたる仏教の連続性を提示すれば「仏教伝来」の歴史的位置づけの大きさをより明確にできたのではとも思う。図録あり(100ページ、700円)。」

















NPO 法人やまと新発見の会 富雄川読書会
平成22年度 奈良工業高等専門学校公開講座
筒井 氏 合 戦 記
「和州諸将軍伝」を読む
「和州諸将軍伝」は、戦国時代の大和国の抗争を、筒井順昭・順慶・定次三代を中
心として描いた合戦記で、江戸時代中期の宝永四年(1707)に刊行されました。著
者は、遊客閑雲子または閑子漱石と自称する人物ですが、伝記は明らかではありませ
ん。実証的な研究が進んだ現在では、そこに記された事柄には、史実ではないことが
多く含まれていることが明らかになっていますが、広く流布し、以前は、例えば有名
な「本の黙阿弥」や「洞ヶ峠」の話など、ほとんど史実のごとく受け取られてきまし
た。富雄川読書会では、過去に翻刻(現行の字体に置き換えた本文)で読んでいます
が、今回は、江戸時代の刊本をテキスト(当日配布・無料)として、史実との相違な
どを指摘しながら、もう一度読みなおしてみたいと思います。なお、毎回、翻刻も準
備しますので、江戸時代の刊本に関する知識は必要ありません。むしろ、古文献解読
の入門講座としての御参加も歓迎致します。
スケジュール:全4回(途中からの参加も可)、各回とも14:00〜16:00
第1回(6月12日・土) 辰市の合戦……筒井順慶松永久秀の激闘。
第2回(7月3日・土) 信貴山城の戦い……松永氏の滅亡。
第3回(9月11日・土) 天王山の合戦……洞が峠の日和見順慶。
第4回(10月2日・土) 大阪夏の陣……筒井定慶・慶之兄弟の最期。
場 所:奈良工業高等専門学校 専攻科南棟2階視聴覚室
講 師:勢 田 勝 郭(せた・かつひろ 奈良工業高等専門学校一般教科教授)
対 象:一 般(定員20名)
受 講 料:無 料
募集締切:6月9日(水)……以後、講座が終了するまで、定員内であれば随時受付けます。
申 込 み:往復はがき、または電子メールに、講座名(筒井合戦記で可)・住所・氏名(ふりがな)・
電話番号を御記入の上、下記にお申込みください。
〠 639-1080 大和郡山市矢田町22 番地 奈良工業高等専門学校 総務課総務係
TEL 0743-55-6013 FAX 0743-55-6019 E-mail s-soumu jimu.nara-k.ac.jp
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