エレクトロニクス基礎研シンポ
http://www.feri.osakac.ac.jp/symp111109.pdf


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奈良県政・経済記者クラブ奈良県文化教育記者クラブ
│                    同時発表 │
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            報 道 資 料
                   発表日:平成23年11月4日
                   担当課:医療政策部薬務課
                       振興係
担当者:辻元 立本
                   電話番号:0742-27-8673(内線3172)
                   Fax番号 :0742-27-3029
                   eメール:narayaku@office.pref.nara.lg.jp


漢方薬日中シンポジウム」に係る行事の開催について
内容
テーマ「漢方薬温故創新 これからの漢方薬のあり方を語る」
中国での生薬生産が盛んな甘粛省と協力し、日中の医療の場で用いられている漢方薬中医学)のことや、奈良と漢方薬や薬草との歴史等について紹介し、これからの漢方薬のあり方や薬草の安定供給について議論します。シンポジウムプログラムについては別紙1のとおりです。
 また、鑑真和上ゆかりの唐招提寺を見学した後、1400年前の611年に薬(くすり)猟(がり)が行なわれたとされる宇陀市のかぎろひの丘周辺や江戸時代から続く森野旧薬園などを見学します。
スケジュールについては別紙2のとおりです。

日時
 平成23年11月9日(水)10時から17時
  10時〜    奈良と薬草の歴史展、身近な薬草の写真・絵画展、企業展示会ほか
  13時30分〜 シンポジウム
 同10日(木)  唐招提寺見学
          宇陀市見学(かぎろひの丘、大願寺、森野旧薬園など)

場所
 奈良県文化会館国際ホール ほか

主催
 奈良県 甘粛省
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奈良県政・経済記者クラブ奈良県文化教育記者クラブ
│                    同時発表 │
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            報 道 資 料
                   発表日:平成23年11月4日
                   担当課:医療政策部薬務課
                       振興係
担当者:辻元 立本
                   電話番号:0742-27-8673(内線3172)
                   Fax番号 :0742-27-3029
                   eメール:narayaku@office.pref.nara.lg.jp


漢方薬日中シンポジウム」に係る行事の開催について
内容
テーマ「漢方薬温故創新 これからの漢方薬のあり方を語る」
中国での生薬生産が盛んな甘粛省と協力し、日中の医療の場で用いられている漢方薬中医学)のことや、奈良と漢方薬や薬草との歴史等について紹介し、これからの漢方薬のあり方や薬草の安定供給について議論します。シンポジウムプログラムについては別紙1のとおりです。
 また、鑑真和上ゆかりの唐招提寺を見学した後、1400年前の611年に薬(くすり)猟(がり)が行なわれたとされる宇陀市のかぎろひの丘周辺や江戸時代から続く森野旧薬園などを見学します。
スケジュールについては別紙2のとおりです。

日時
 平成23年11月9日(水)10時から17時
  10時〜    奈良と薬草の歴史展、身近な薬草の写真・絵画展、企業展示会ほか
  13時30分〜 シンポジウム
 同10日(木)  唐招提寺見学
          宇陀市見学(かぎろひの丘、大願寺、森野旧薬園など)

場所
 奈良県文化会館国際ホール ほか

主催
 奈良県 甘粛省
漢方薬日中シンポジウムプログラム 別紙 1
 
<プログラム>
コーディネーター 渡辺賢治氏(慶應義塾大学 准教授)

13:30 シンポジウム開会
 挨拶 
       奈良県知事 荒井正吾
甘粛省

13:50 特別講演 「奈良のくすり風土記
       日本東洋医学会 元副会長 米田該典氏

14:40 講演 「甘粛本場の生薬資源の利用の現状と問題」
       甘粛省中医薬研究院主任薬師 姜華氏

      講演 「甘粛省定西市中医薬産業発展の現状と問題」
       定西市中医薬産業発展辦公室主任 馬志忠氏

15:30 パネルディスカッション
漢方薬温故創新 これからの漢方薬のあり方を語る」
慶應義塾大学 准教授 渡辺賢治氏
東京女子医科大学 教授 佐藤弘氏 
日本生薬連合会 技術参与 嶋田康男氏 ほか

16:30 閉会



■同時開催   奈良と薬草の歴史展
10時から   身近な薬草の写真・絵画展
        企業展示会
        医食同源体験
        薬湯足湯体験

10時15分から展示室Cで身近な薬草の写真・絵画展の入賞者の表彰式を行います。


別紙2
唐招提寺宇陀市見学スケジュール

・平成23年11月10日(木)
奈良ロイヤルホテル 〜 唐招提寺 〜 宇陀市
 ※ 下記の予定は、変更することがあります。

9:00 唐招提寺見学

11:00 柿本人麻呂公園〜かぎろひの丘見学
 公民館内の壁画
 かぎろひの丘公園 など


12:00 大願寺昼食(薬草料理)


13:30 松山地区散策
薬の舘 など


14:00 森野旧薬園見学 ほか
http://unkar.org/r/news4plus/1318120583



http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111105k0000e040067000c.html【国内】漢方薬:原料が高値の花に 中国産、4年で1.6倍[10/09]
シンポでは下記のニュースが渡辺氏から紹介された。
検索すると2チャンネルがつかのまにぎわっていた。
1 :壊龍φ ★:2011/10/09(日) 09:36:23.35
 中国からの漢方薬の原料生薬の輸入価格が、06〜10年の4年間で約1.6倍に高騰していることが8日、
業界団体「日本漢方生薬製剤協会」による初の調査で分かった。経済成長に伴う生活水準の向上で、中国
国内での漢方薬の服用量が急増、中国政府が生薬の元となる薬草の乱獲防止を理由に輸出制限している
ことが背景にある。【寺田剛】

 日本は風邪から肩こり、アレルギー症状まで漢方薬を幅広く利用する漢方大国だが、生薬の8割強は中国からの
輸入。薬品業界では「ハイテク機器に欠かせないレアアース(希土類)のように中国が輸出規制を本格化すれば、
漢方薬不足や小売価格高騰につながりかねない」と懸念する声も出ている。

 調査は同協会加盟全74社を対象に、使用量が多い30の生薬を中心に実施。その結果、漢方薬の7割に
使われるカンゾウ(甘草)が4年で約22%値上がりしたほか、シャクヤク芍薬)が47%、ケイヒ(桂皮)が29%、
それぞれ高くなるなど全生薬の値上がりが確認された。加重平均すると価格が4年で1.64倍になった計算だが、
業界関係者は「足元では2倍を超えている」と指摘する。

 中国政府は00年以降、薬草の乱獲による生産地の砂漠化を防ぐため、生薬の輸出に最低価格を導入する
など制限を強化。日本メーカーが08年度に使用した生薬は248品目(2万273トン)だが、うち113品目の
調達先は中国に限られており、年々強化される輸出制限が日本メーカーの生薬調達を直撃する形になっている。

 野村総合研究所によると、国内の漢方薬市場は07年で1131億円(医薬品全体の1.8%)。健康意識の
高まりを背景に15年には2000億円に拡大する見通しだ。日本メーカーは、今のところ生薬の調達価格上昇分を
生産コスト削減でカバーし、漢方薬の値上げを回避しているが、どこまで耐えられるか。業界には「このままでは、
供給責任を果たせなくなる会社も出てくる」(メーカー大手)と危惧する声もある。

 ◇漢方薬

 古医書の規定に基づき、有効な成分をもつ生薬を複数組み合わせてつくる。風邪の急性期に使う「葛根湯
(かっこんとう)」は、カッコンやカンゾウ、タイソウ、ケイヒなどの生薬が配合されている。また、虚弱体質に効果が
ある「抑肝散(よくかんさん)」はブクリョウが、胃炎や食欲不振に効く「六君子湯(りっくんしとう)」はハンゲなどが
それぞれ主成分で、カンゾウも配合されている。

漢方薬:甘草 津波で浸水の農地で試験栽培 順調に育つ

津波につかった原田さんの農地で育つ甘草の苗=宮城県岩沼市で、寺田剛撮影
 東日本大震災津波で浸水し、作付けができなくなった宮城県内の農地で、漢方生薬・甘草(かんぞう)の試験栽培が順調に進んでいる。甘味料や化粧品などにも利用される甘草は、全量を中国からの輸入に頼っており、国内での栽培方法の確立が課題。海水の塩分が残った土壌が生育に適しているとみられ、試験栽培を実施しているNPO法人は被災者の協力を得て栽培規模を拡大し、将来的には塩害に負けない新たな特産品として商業生産を目指す。
 乾燥させた根を漢方生薬として使用する甘草は、国内消費量が年1267トン(08年度)。漢方薬全体の7割で使用されている。
 漢方生薬に詳しい元大阪薬科大教授の草野源次郎さん(76)が理事長を務めるNPO法人が7月下旬、海水が1週間以上浸水して耕作できなくなった同県岩沼市内の畑に約300株の苗を植えた。10月中旬には、ほぼすべての苗に葉が100枚以上付き、生薬に使う地下茎も60センチ以上伸びた。一方、この畑から約8キロ離れ津波被害がなかった場所に植えた苗は、葉が最大30枚程度しか付かず、茎や根も細かった。
 草野さんによると、甘草は乾燥や日照りなど厳しい自然環境下ほどよく育ち、根に薬効成分を蓄えるという。NPO法人は土壌の高い塩分濃度が甘草に良いストレスを与えた可能性があるとみて、来秋の収穫まで詳しい生育状況を調べ、商業生産が可能かどうか判断する。畑を貸した近くの農業、原田善吾さん夫妻は「(塩害で)しばらく何も栽培できないと思っていただけに希望がわく」と話す。草野さんは「津波の塩害で苦しむ宮城が、全国有数の甘草生産地になるかもしれない」と期待している。【寺田剛】
毎日新聞 2011年11月5日 15時00分(最終更新 11月5日 15時33分)