第3回百舌鳥古墳群講演会「漆黒の武具・白銀の武器−百舌鳥古墳群と5世紀の動乱−」

平成24年3月20日(火・祝)、午前10時〜午後4時30分

http://www.city.sakai.lg.jp/city/_bunkazai/_kyouiku/kofun_kouenkai.html
第3回百舌鳥古墳群講演会を開催します。
 本講演会は、古墳時代中期を代表する百舌鳥古墳群について、斯界の研究者による最新の研究成果をわかりやすく語ってもらうことにより、市民の皆様に百舌鳥古墳群の歴史的位置を再認識してもらい、国史跡指定を目指す気運を醸成してもらうことを目的とします。
 第3回目となる今回は、百舌鳥・古市古墳群で大量に埋納された鉄製武器・武具を取り上げ、祭祀的な政治体制をうかがわせる古墳時代前期から、武力的な政治体制であったと推測される古墳時代中期への変遷について、甲冑(かっちゅう)に代表される武具や、鉄鏃(てつぞく)に代表される武器、また、それらの原材料の鉄を産出した朝鮮半島をはじめとした東アジアとの関係など、各研究における第一人者による講演・討論を通じて検証し、百舌鳥古墳群の被葬者も関わったに違いない5世紀の動乱の内容に迫ります。

講演会名

第3回百舌鳥古墳群講演会「漆黒の武具・白銀の武器−百舌鳥古墳群と5世紀の動乱−」

日時

平成24年3月20日(火・祝)、午前10時〜午後4時30分

参加費

無料

定員

800人(先着順:下記参照)

会場

財団法人堺市産業振興センター(北区長曽根町183番地5)イベントホール
→ 地図情報は「堺市e-地図帳」をご覧ください。

主催

堺市

内容

基調講演

菅谷 文則さん(奈良県橿原考古学研究所 所長)
「百舌鳥・古市古墳群の成立と東アジア世界の動向」

講演

橋本 達也さん(鹿児島大学総合研究博物館 准教授)
倭王武装−巨大古墳の時代を彩った武器武具の語る社会−」

鈴木 一有さん(浜松市役所)
百舌鳥古墳群の武器武具に見る特質」

水野 敏典さん(奈良県橿原考古学研究所 総括研究員)
古墳時代中期の武器と東アジア世界」

討論

司会

橋本 達也さん

パネラー

菅谷 文則さん・鈴木 一有さん・水野 敏典さん・文化財課職員