シュロの葉を裂いて短冊を吊るしたと元幼稚園教諭をしていたボランティアさんが教えてくれたので、神社の境内にいくつかあったシュロの葉をいただいて、短冊のヒモを求める人たちに説明して渡す。熱帯産の木なのでそのままでは越冬できないし、七夕の笹は飾りとともに煙となって昇天するおりにも地球にやさしい。子供たちはちょっとした植物の知識とシュロの葉の青臭い香りを記憶のどこなにとどめて成長してくれれば七夕の意義も大きい。