2月4日(日) NHK教育 8:35〜9:00
▽マダム高木の美しく花を咲かせる・バラせん定▽ミニ盆栽の世界
出演 / 高木絢子 山田香織 柳生真吾 目加田頼子
趣味の園芸▽日本ばら会の高木絢子さんが、花を確実に咲かせるためのバラの剪定(せんてい)を紹介する。5月に美しいバラの花を楽しむにはバラの新芽が動き始める前であるこの時季の剪定が重要なポイントになる。それより早く剪定すると春先に成長するはずの新芽が寒さにやられ、花芽を持たない芽になってしまう。また、これより遅く剪定すると枝に栄養分を取られてしまい、芽に栄養が行かなくなってしまう。「グリーンフィンガーズ」は盆栽家、山田香織さんの作品を通して、創作ミニ盆栽の魅力や基礎知識を伝える。
2月4日(日) NHK教育 9:00〜10:00
▽がんで利き腕失った女性画家▽子との永別描いた絵▽45アートシーン・柳宗理・生活の中のデザイン
出演 / 鈴木靖将 檀ふみ 野村正育
新日曜美術館日本画家としての将来を嘱望されていた三橋節子。がんで利き腕の右腕を切断したが左手に絵筆を持ち替え、亡くなるまでのわずか2年間で数々の傑作を残した。手記やスケッチブック、手紙を基に三橋が死の間際に一連の傑作を生み出すまでをたどる。作品のほとんどは近江地方の伝説を題材にしたもの。激痛に悩まされながら療養していた三橋にとって、大津市内の自宅から見える琵琶湖の風景と幼い息子や娘との暮らしが、絵の題材を探る想像世界のすべてだった。猟師に撃ち殺された水鳥や、子供のため両目を失って天空を駆ける龍神といった物語のモチーフには、彼女自身の苦悩が投影されている。

2月4日(日) 読売テレビ 13:30〜15:00
▽賞味期限“食品ねつ造”と誤解▽キケン…男も機械&女性の差別▽政治カネ
出演 / やしきたかじん 辛坊治郎 宮崎哲弥 橋下徹 桂ざこば


2月4日(日) 関西テレビ 22:00〜23:15
▽失言大臣の命運を決める?与野党激突地方選の結果は▽“昔は良かった”昭和懐古ブームにつっこみ▽アフター5はアキバで…今どきOLの素顔
出演 / 阿川佐和子 爆笑問題
愛知県知事選、現職・神田氏勝利。元犬山市長の石田氏去る。
さらば、あゆちの風、しかし、あの素晴らしい言葉に満ちたマニフェストと候補者の
人間的な微笑みを忘れない。あと、一歩だった。

映像’07 MBS
生駒山から見る夢…改革派市長と保守大物の攻防・365日間の記録」
2月5日(月) 毎日放送 0:30〜1:30

出演 / 小山紀一 挑戦する精神、頑張って!

『北の螢』
2月5日(月) 毎日放送 1:35〜3:45
▽(1984年東映俳優座映画放送)
出演 / 五社英雄 仲代達矢 岩下志麻
明治時代、北海道開拓の先兵として強制労働を強いられた囚人たちと彼らを収容する樺戸集治監の管理者たちとの血で血を洗う葛藤、そこに集まってきた女たちの愛憎を描く。監督は「陽暉楼」の五社英雄。脚本も同作の高田宏治、撮影は「序の舞」の森田富士郎が各々担当。また、阿久悠がスーパーバイザーとして企画の段階から総合的アドバイスをしている。

明治十六年、開拓途上にあった北海道の道路建設のための労働力は、全国から集められた囚人によってまかなわれ、石狩平野に設けられた樺戸集治監(刑務所)では、月潟剛史が典獄(刑務所長)として君臨していた。囚人を虫けら同然に扱い“鬼の典獄"と異名をとる月潟の前にゆうという女が現われた。ゆうは、月潟の情婦・すまが女将をしている料理店にあずけられた。内務省の開拓副長官石倉が、部下の湯原、別所などを連れて視察に現われた。知事の座を狙う月潟は賄賂を包み、石倉お気に入りのゆうをその寝所に向かわせた。その見返りとしてゆうは、国事犯として捕えられている男鹿孝之進の赦免を月潟に要求した。京の祇園で芸妓をしていたとき、ゆうは政府から追われている男鹿をかくまい、やがて二人の間に愛が芽ばえたのだった。元・津軽藩士で政府に激しく抵抗する男鹿は、接見したゆうに月潟殺しを命じた。それから数日後、月潟は刺客に襲われた。看守として集治監にもぐり込んでいた元新選組副長の永倉新八らで、月潟は一命はとりとめたものの重傷を負った。内務省の命をうけて湯原が新典獄として着任した。多くの囚人を犠牲にしたことで月潟の更迭が決定したのだ。最後の仕事にと、月潟は建設中の道路の完成を急ぎ、囚人たちに更に苛酷な労働を強いた。月潟の非情なやり方に、ゆうは小刀を抜いて迫ったが、「お前に惚れた」との月潟のひと言に、上げた刀をおろすことができなかった。月潟の心がゆうに移ってしまったと知ったすまは、女衒の丸徳を道連れに石狩を離れる決心をしたが、金を盗もうとしていた酌婦の浜菊との争いで命をおとした。月潟の片腕、木藤も身受けしたせつに殺された。せつはその足で建設現場に向かい、愛する男・弥吉やその仲間たちを救出、囚人たちは視察に来た月潟とゆうを人質に脱走を図った。途中無人の農家で一夜を明かすことになった。弥吉とせつの狂ったような情事に、他の囚人のギラついたような眼はゆうに向けられた。そのとき、農家を巨大な羆が襲い、ゆうと月潟、男鹿、弥吉とせつは海をめざした。ところが、一行が海と見たのは、樺戸集治監だった。絶望から、男鹿は死んでいった。弥吉とせつは吹雪の中に消えていった。月潟は湯原を倒し次々と獄舎の扉をあけ、囚人たちを逃がした。誰もいなくなった集治監、凍りついてゆく月潟とゆうのまわりを、白い雪が螢のように舞っていた。