文学再発見

友愛ハトさまが吉田茂孫閣僚ドラマを盛り上げ、与謝野晶子DNAの大臣が

「大した問題ではない」と。

小学校のとき、ルビ付のこども新聞で、「前島密」という名前で「密」を「ひそか」と読むのだと密かな発見を楽しみ、「哲学」という言葉の草案者の「西周」から「周」を「あまね」と読むと知る前に中国歴史年表の王朝の名前で認識していた

言葉ワールドの住人にとって、昨今、歴史の回帰状況にあるのではないかと痛感。

先般、蟹工船が若者の共感を呼んでいるというので便乗して検索すると、これは東北方言のるつぼ、音を堪能できそうだと思われた。

無作為に本棚に並ぶ文庫本化した小説から倉橋由美子の「暗い河」と宮本百合子の「伸子」を発見。

安積疎水を開通させた二本松藩士が祖父http://suido-ishizue.jp/kindai/asaka/06.html
であり、その悲惨な状況を見守り文学とした百合子の目と才覚にあらためてその時代の担い手たちの確かさを思う。