「けいはんな万葉」再生を

昨日も国立国会図書館に出かけた。
最近2カ月間に3回でむいている。
3回目の午後はけいはんなホテル側のバス停に移動して、
数年前に再生法を申請した「株式会社けいはんな」の近況を路面に察知した。




16年前のオープンの際には万葉の花を歌碑とともに
ちりばめ花でいろどっていたはずなのだが、今は、花ばなは全くなく、均一なグレーの文字碑が残っているだけである。
万葉の花や草本は元来、在来、渡来系の野生植物で、その多くは薬効によって今日にその姿をとどめ、ひとしれずとも路傍を彩っている。

碑だけあって花を一切とり去ったままとは、なんともこころない整備である。
ささやかな取り組みでこの「けいはんな万葉」世界は
人に自然に、そして情報・環境という新科学都市に相応しいメッセンジャーとして変貌できるであろうに。