薬用植物見本園特別公開@薬事研究センター、御所市
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1744.htm

始まったと思ったらもう終わり。

都市緑化フェアを3日連続観察していました。
以下、県の企画調整課などに、頼まれているわけでもないながら
報告を兼ねてまとめたものです。

なぜ、ウオーキングや、特にサイクリングイベントと関係させられなかったのか。
3日前、広陵町中央公民館で尋ねると「あと2日だから、ちらしはありません」と応答され、わざわざ外に出て、
駐車場までも道を教えていただき、その手間と時間を惜しまない丁寧さと
文書情報感度のギャップに驚愕。

竹取公園近くまでたどり着いたものの午後4時をすぎていて
メダカのような顔をした警備員から「その人、入れちゃダメ!」と
入場を阻止されようとしたのですが、
別の警備員から資料を入手して
入口周辺まではとりあえず入り
そこには恰幅のよいハンサムで礼儀正しい警備員がいて、
自転車でダリアの園の入り口まで入れることなど
さまざまお話してくださいました。
翌日13日は午前からダリアの園へ。
池部駅に自転車を放置して電車で八木駅に帰り、
柿本知事時代に鳴り物入りで始まった
「平成万葉千人一首The Single Poem
of One Thousand
Poets for the Heisei Era」http://www.manyo.jp/heiseimanyo/
の完成記念式典を観察に出向く。
ここにおいて県委嘱作品「大和路シンフォニー」に出演する県民合唱団と
その家族たちの参加がなかったならば会場には100人も人が集まらなかったのではないかと思われるほど閑散とした状況であった。地味に奈良新聞発行の本にまとめられたというだけのこと。

14日、西田原本駅経由池部駅下車、「1300年の道」を通り、途中、喫茶と銭湯とデイサービスとを兼ねた巨大施設(近づくまでは小さな喫茶店かと思っていた)が所在していたので見聞がてら、昼食をとり、1700年ぐらいまでさかのぼったところで河合町商工会による茶席があった。
「千客一銭」という木札が茶のお手前をする人の台の前にかかっていたので
「おいくらですか?」と尋ねると無料のおもてなしであるという。
私が客第一号となってパイプいすで座っていると続々と人が後に続き、やがて行列に。2月11日に広瀬神社で開催される「砂かけ祭」をかたどった、周囲に砂に見立てたしろあんと抹茶色こしあんの生菓子のいずれかをいただき、
「河合」の名の由来と川を通じて文化が来る様を想像しつつまさに一服。
河合町ボランティアガイド協会会長さんが花の種と地元名所をセットしたパンフを配っていてしばしお話。
 奥野誠亮さんと同年齢の母親らの強い勧めで畝傍高校出身。橿原市に土地勘はあるが、何度出会っても橿原市のボランティアとは親しくなれない、と同市が発行している膨大な印刷資料にも驚きながら率直に話してくださった。
 
私も社会福祉総合センターで視覚障害者に対する音訳ボランティアの講習を受講する中に2名橿原市観光ガイドボラの女性がいて、一人に対しては「怖い」という印象。一人は私よりも若く、心優しい人ながら、”怖い人”がいるのでこの観光ボラの今井詰所に近接して居住しているが、優しい人がいる時以外はあまり近寄らない。
 広陵町では実に精密な実測地図に遺跡をマッピングした、かつて役場に立ち寄っていただいたのと同じ文化財地図をダリアの園に配備していて入手したが、
こういう対話が可能な構えではなかった。
河合町の観光ガイドさんたちが「おもてなし」をされていた橋の手前までは弊縁後も残るという。
 
閉会式会場にまさに開始時刻に到着。途中、どうしても写真と資料入手が必要と感じてプレスで申し込み、熱血鹿児島への旗渡しを記録。

ふと思った。この素晴らしい花の園に外国人の姿は絶無。2010年塾の異なる知己に2日連続で出会った。情報が偏在しているのではないか。

そして視覚障害者たちは然るべきガイドを得てこの花たちの香りと出会ってくださったのであろうか、と。

まちづくり関連など行政に関して常に接点のあるもとM新聞のNさんにも遭遇し、表彰されたというその作庭作品を探して歩いていたところ、フラワーセンターボランティアの女性たちが花壇を解体しているところに遭遇。
通りすがりの私の問いにそれ以上の適切な言葉が返ってくる、打てば響く感度のよい人たちで、
フラワーセンターは来年一杯で消滅するという情報も得た。
宇陀アニマルパークをこうしたフラワーボランティアの拠点とすれば
県の施設のにぎわいと自治体ボーダレス交流が実現するだろうという
目論見と「今からだと、もう会費の1000円は要りませんよ」という太っ腹な
声に魅力を感じたのでさっそく活動日である第2月曜(?)の15日
県フラワーセンターに出向くことにした。
乞う続編。

http://www.yamatohanagoyomi.jp/news.php?tb=1&id=139

第27回全国都市緑化ならフェア閉幕式が行われ、鹿児島市に開催旗が渡された。