サントリー美術館葉「午後7時までなので、まず、国立国際美術館へ。http://www.suntory.co.jp/culture/smt/event/index.html#imax
http://www.nmao.go.jp/japanese/b3_exhi_beginning_uffizi.htmlフィレンツェウフィツィ美術館が所蔵する「自画像コレクション」を日本初公開。

もともと“ウフィツィ(Uffizi)”はイタリア語で“事務所(Office)”を意味し、1581年に第2代トスカナ大公フランチェスコ1世・デ・メディチが政庁館(=ウフィツィ)に一族の収集品を陳列したことが、近代西洋最古の美術館ウフィツィの起源。ルネサンス芸術を開花させた大パトロンメディチ家ならではの名品群で有名、なかでも1664年に第5代大公の弟レオポルドが創始した「自画像コレクション」は、強大な絶対主義国家が台頭した17世紀以降もフィレンツェが栄光を保つうえで重要な役割を果たしてきた。しかも、同時代の著名な美術家の自画像という今日まで一貫した収集方針と、1,700点を超える規模は、世界でも類をみない。

自画像コレクションの一部は現在、ウフィツィ美術館から観光名所ヴェッキオ橋の上を通り対岸のピッティ宮殿までのびる通称「ヴァザーリの回廊」に展示。初代トスカナ大公が政庁館と私邸の往来のために建造させたこの回廊は、美術館を含む中心市街とともに世界遣産に登録されているにもかかわらず、その入り組んだ建築構造のせいで見学が制限され一般に見ることができない。

同展では、秘蔵に近い錚々(そうそう)たる巨匠たちの自画像から、ベルニーニやアンニーバレ・カラッチ、アングルなど16世紀から現代までのおよそ70点を選び、普段は作品の陰に隠れている美術家たちの素顔を紹介。あわせて、コレクションを通じてフィレンツェが “芸術都市”の名声を確立していく営為をひもとける。
公式サイトhttp://www.asahi.com/event/uffizi/
展覧会名
ウフィツィ美術館 自画像コレクション
巨匠たちの「秘めた素顔」 1664-2010
開催期間
2010年11月27日(土)〜2011年2月20日(日)
会場
大阪・国立国際美術館
[大阪・国立国際美術館のサイトへ]
開館時間
午前10時から午後5時、金曜日は午後7時まで開館
(入館は閉館の30分前まで)
休館日
毎週月曜日
ただし、2011年1月10日(月・祝)は開館、1月11日(火)は休館、12月27日(月)から1月4日(火)は年末年始のため休館
観覧料
  一般 大学生 高校生
当日 1,400円 1,100円 800円
前売・団体 1,200円 900円 600円
※団体は20名以上 ※中学生以下ならびに心身に障害のある方および付添者1名は無料
※本料金で「コレクション3」展もご覧になれます