安土に出かける。城と城下町シンポを拝聴するためである。
サイクリングの店に立ち寄ると佐々木六角の子孫を
自認する、かつて考古学の発掘作業にも加わったことがあるというシニア世代の店主が
自家製の案内ガイドを示し、マーカーでしるしをつけながら
安土駅の南側には城郭資料館と対を成すように近代相撲発祥の地の
記念建物が復元されている。
そうか・・天下一統とは首都作りと解釈できるのだと思った。
のどかな緑の稲穂のなびく田園の中を走る長い止まらない鉄道車両
送ってくれる風の故だろうか、暑さも吹き飛ばされる。
文芸の館では信長ハンバーグが美味だといわれ、忠実に従う。
近江牛にケンを乗せ、ジューシーかつまろやか。
会場に10分以上前に着いたがすでに数席しか余地がなく、あとで確認すると30人オーバーの150人が押しかけたという。





見たかったTV
新日曜美術館
8月12日(日) NHK教育 20:00〜21:00
▽芸術の秋ここに始まる日本近代美術と日展の百年▽歴史を彩る名作文展の裸体画論争▽8:45アートシーン
出演 / 檀ふみ 黒沢保裕
▽東京・国立新美術館で開催中の「日展100年展」から名作の数々を紹介し、日展誕生までの歩みを振り返る。日展の前身は1907(明治40)年10月、東京・上野で開かれた国主催の初の大規模展覧会・文展(文部省美術展覧会)である。文展誕生の背景には日本画岡倉天心横山大観、西洋画の黒田清輝、浅井忠、そして彫刻の高村光雲ら、新しい美術を模索する芸術家からの強い要望があった。しかし、夏目漱石文展の審査を批判するなど、問題もはらんでいた。それに応えるように、洋画家・坂本繁二郎岸田劉生らは文展を抜け、二科会を設立した。文展には当初から、伝統を重んじる会派と西洋美術を取り入れようとする急進派との激しい対立があった。「アカデミズムの牙城」とやゆされながらも、文展に始まる官設展覧会は日本の近代美術という場をつくり上げてきた。後8時から再放送。