地域再生実践塾@高松市
■ 日 時 平成20年6月25日(水) 〜 6月27日(金)
■ 会 場 丸亀町レッツホール (高松市丸亀町1-1 高松丸亀町壱番街東館4F)
高松市(人口41万6,105人:平成20年4月1日)は、四国の北東部、香川県のほぼ中央に位置する県庁所在地です。瀬戸内海国立公園に面した四国の中枢管理都市として発展し、昭和63年の瀬戸大橋開通や翌年の新高松空港開港、平成4年の四国横断自動車道の高松への延伸など、高松市を取り巻く環境が大きく変化する中、平成11年中核市に移行しました。
近年、中心市街地の衰退が深刻化する中、「高松市中心市街地活性化基本計画」を策定し、平成19年5月に国の認定を受け、「商業・サービスの高度化」、「回遊したくなる中心市街地づくり」、「定住人口の増加」を基本方針に、魅力ある市街地の形成を推進しています。
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主任講師
千葉大学工学部デザイン工学科(建築系) 教授 福川 裕一 氏
1950年生まれ。千葉大学大学院工学研究科・建築都市科学専攻教授。専門は都市計画・アーバンデザイン。歴史的環境の保全、既成市街地再生をテーマに、川越、佐原、長浜、小諸、高松市丸亀町などのまちづくりに、1992年からはベトナムの町並み保存プロジェクトにも取り組む。川越一番街町並み委員会・委員、NPO全国町並み保存連盟副代表、NPO千葉まちづくりサポートセンター代表。著書に「持続可能な都市(共著・岩波書店、2005)」、「中心市街地活性化とまちづくり会社(編著・丸善、2005)」等多数。
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開催のねらい
中心市街地をとりまく現状が厳しい中、都市機能の集約と中心市街地の再生が急務になっています。そのため、いわゆる「まちづくり3法」(都市計画法、中心市街地活性化法、大規模小売店舗立地法)の施行を契機に、全国の自治体で中心市街地活性化の様々な取り組みが行われています。
高松市の丸亀町商店街では、地域主体で1,000回を越える協議を重ね、複雑に入り組んだ土地建物の権利関係を整理し、商店街を1つのショッピングモールに捉えたタウンマネージメントを実現しています。
そこで、都市経営的な発想を元にした取り組みと他に類を見ない工夫がされている高松市で、中心市街地の活性化に関わる施策とまちづくりの根幹について検討します。
プログラム
●●● 平成20年6月25日(水) ●●●
13:30 開講式・オリエンテーション
13:45 中心市街地活性化の必然性とその背景
[総論・問題提起] 主任講師 福川 裕一 氏
14:50 高松市中心市街地活性化基本計画
〜にぎわい・回遊性のあるまちづくりを目指して〜
高松市まちなか再生課 課長補佐 里石 明敏 氏
15:55 高松丸亀町商店街の現状とタウンマネージメントプログラム
高松丸亀町商店街振興組合 理事長 古川 康造 氏
●●● 平成20年6月26日(木) ●●●
9:00 高松丸亀町商店街再開発事業の工夫
(土地の所有と利用の分離)の知恵はどうして生みだされたか
高松丸亀町商店街振興組合 副理事長 明石 光生 氏
11:05 Field Work 商店街視察・グループ課題別インタビュー
商店街実践者(複数名)をグループ別に訪問
15:05 Group Work 視察結果の整理、グループ発表
●●● 平成20年6月27日(金) ●●●
9:00 高松丸亀町商店街再開発事業について
A街区市街地再開発事業、BC街区小規模連鎖型、
合意手法、制度活用、環境デザインとテナントミックス
(株)まちづくりカンパニー・シープネットワーク
代表取締役 西郷 真理子 氏
11:05 まちづくりの根幹と合意形成の重要性
[総括] 主任講師 福川 裕一 氏
12:00 閉講式