爆撃から奈良守った梁思成@
講演会：「爆撃から奈良守った梁思成」 弟子の羅さん、薬師寺で ／奈良
太平洋戦争中に奈良や京都の爆撃をしないように同盟国軍に進言したとされる中国の建築家、梁思成（りょうしせい）（１９０１〜７２）の業績を考える講演会が１５日、奈良市西ノ京町の薬師寺まほろば会館で開かれ、約７０人が参加した。
梁思成の弟子である羅哲文・中華社会文化発展基金会顧問らが講演。梁思成とともに文化財の位置を示す地図を作製した思い出を語り、「先生には、戦争によって破壊されることの多い文化財を守るという先見の明があった」と話した。
また、最近になって梁思成が作製した地図の一部が発見されたことや、奈良の地に梁思成の銅像が造られる計画が進んでいることなどを紹介した。
梁思成は東京生まれ。中国に戻り、太平洋戦争中には、中国国民政府の戦争地区文化財保護委員会副主任として、京都や奈良の文化財を爆撃しないよう尽力したとされる。【花澤茂人】
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梁思成の弟子である羅哲文・中華社会文化発展基金会顧問らが講演。梁思成とともに文化財の位置を示す地図を作製した思い出を語り、「先生には、戦争によって破壊されることの多い文化財を守るという先見の明があった」と話した。
また、最近になって梁思成が作製した地図の一部が発見されたことや、奈良の地に梁思成の銅像が造られる計画が進んでいることなどを紹介した。
梁思成は東京生まれ。中国に戻り、太平洋戦争中には、中国国民政府の戦争地区文化財保護委員会副主任として、京都や奈良の文化財を爆撃しないよう尽力したとされる。【花澤茂人】
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また、最近になって梁思成が作製した地図の一部が発見されたことや、奈良の地に梁思成の銅像が造られる計画が進んでいることなどを紹介した。
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