東京大学東洋文化研究所の貴重図書展関連講座

本日は以下に参加予定である。足利学校の生徒になった気分を堪能しよう。
奈良国立博物館の東大東洋文化研究所展示関連講演会に
参加。
渋滞によりバスが全く動かない状態で、徒歩で奈良駅から博物館まで徒歩。
3台ほど追い抜きました。
博物館は無料入館日で、人でいっぱい。これで有料の場合は外に人があふれるということ。

県職員はお休みですから、こういう実態を体感していないのでしょう。
私がメディアにあれば、ドリームランド跡地の活用と少年刑務所移転を視野に入れて
奈良北部の観光開発の機運を醸成していきますが、、。

こういうマクロな視点も持ち、県全域のパワーアップを図る必要があるのでは。

博物館に向かう途中で関西弁の肥えたおっさんが連れの女性に
「奈良はな、奈良市だけであと何たら郡とか村とかばっかりで貧しいねん。
それで、田舎の食べ物とかを県庁前でうっとんねん」と薀蓄を傾けていました。
(結び会の多面的見え方ですね・・・関西人には大和の価値が評価できない模様。)

帰り、東洋大学の万葉学者の教え子3人が朱印帳集めで斑鳩4寺と唐招提寺などを訪れてお食事中のカウンターで自然と会話が弾み、関東の奈良発信状況もよく把握できました。奈良大好き、そしてその静かさと歴史の深さを愛する彼女たちによるとまほろば館も控えめな情報発信であるようですね。

最近オープンした西大寺駅構内商店街も視察。奈良の地酒・豊祝立ち飲み処もありますが、奈良駅構内にくらべて風情がないように思いました。ぎっしりみっしりお店が並んで
人で埋まってしまう。大変人工的なニュアンスを感じてしまうのは私だけでしょうか。
平城宮跡への至近駅。歩いて楽しい沿道を演出することにもっと知恵を働かせてもいいのではと思います。


以下は博物館のHPから。
奈良国立博物館東京大学東洋文化研究所 合同講座
奈良国立博物館において特集展示「東京大学東洋文化研究所の貴重図書」が9月15日(火)〜10月4日(日)に行われます。これにあわせて、東洋文化研究所の教員による講演会を開催します。


テーマ 悟りの世界・煩悩の世界〜東洋文化研究所漢籍をめぐって〜

主 催 奈良国立博物館東京大学東洋文化研究所

日 程 平成21年9月21日(月・祝) 13:30〜

内 容 13:30〜 挨拶 湯山賢一奈良国立博物館館長)
   羽田 正(東京大学東洋文化研究所長)

13:40〜15:00 悟りの世界:仏典の翻訳工房
東京大学
東洋文化研究所教授
丘山 新

15:10〜16:30 煩悩の世界:悲恋の中国文学
東京大学
東洋文化研究所教授
大木 康

[司会進行]板倉聖哲(東京大学文化研究所准教授)
※各公演の最後に10分程度の質疑応答の時間を設ける予定です。

会 場 奈良国立博物館 講堂

参加費 無料  ※当日は平常展の無料観覧日です。

定 員 190名  ※先着順。開場13:00。会場へ直接お越しください。

問い合せ先 東京大学東洋文化研究所(図書室)
email: ioclibrary@ioc.u-tokyo.ac.jp