大雨手前ミソエルダー学芸会

大雨の中、近鉄畝傍御陵駅にある社会福祉総合センターという巨大施設に出かけたところ、
高齢者の健康づくり財団というのが発表会をしていた。
その前日も私はこの巨大施設に出かけたのだが、エレベーターが停止していて、なぜかと良く見れば
この財団の職員らしき人がエレベーターの壁面一杯の大きな紙に翌日のイベントを貼り付けているのだ。
大の男たちが3人もいたように記憶する。
そして、いかなる催しがあるのかと私は動き出したエレベーターに乗車して必要な階にたどり着くまでの
時間に解読しようとしたのだが、把握できないまま、じっと見ていると、職員らしき人から
「おばちゃん、1階やで」と言われた。振り向いたところ「
あ、おばちゃんゆうたらあかんかったんや」とそのおじさんは反省したようだが。

エレベーターを下車したところで、外にのぼりのようなものを立てている職員らしき人を見かけたので
「ちらし」はありませんかと尋ねた。ご丁寧に館内のいずこかの場所に走りこんで探しにでむかれた、待つこと5分、
「みつかりません」であった。
このために電車を一本逃したので、以後、よほど時間があるとき以外は声をかけないようにしようと思った。
そして、雨の中、龍の金属製オブジェを見上げながら、藤原京があったこの町には後家の太腕・持統天皇ゆかりの
鳳凰の方が似つかわしいのだが・・・と八木駅前で翼を広げる金色のトビを重ねつつ、龍オブジェが雨にうたれるさまを
まあ似つかわしくもないことはないかなどど考えながら発表会が開催されている会場がある会館に出向いた。

なんとも・・表題となった・・・。